四季の聴き比べ
講座でお正月にふさわしいかもしれない、と取り上げたのが
四季の聴き比べ。
ヴィヴァルデイはヴェネツイアで生まれて、ヴェネツイアの
ピエタ慈善院に席を置いていた。
このピエタ慈善院は女の子の孤児や捨て子を収容して、
声のいい子には音楽を、でない子には刺繍やお針子に
育てていた。音楽をする子は演奏で外と接する機会が
あって見染められて外の俗界へ出るが、そうでないと
一生修道女で暮らしたそうだ。
そんな音楽会用にヴィヴァルデイは器楽器と協奏曲で
550曲以上も、宗教曲とカンタータで100曲以上も
作曲した多作家。
そんななかに四季がある。
第二次大戦後の室内管弦団ブームのころ
1955年にイ・ムジチが録音したのが始まりで250万枚
も売れたそうだ。
今回は1958年録音と69年録音の我々が四季だと
思う演奏を聞いてから、
カラヤンとベルリンフィル、これは綺麗で綺麗な旋律で
眠くなるほどソフトタッチ。
次に古楽器演奏から、
あのアーノンクールのは、あまりにそのまま実景を音に
していて心地よくないな、
続けて
トン・コープマン指揮、イタリア人の古楽器演奏でと
聴き比べたがやっぱり聞き慣れたイ・ムジチだ。
最後にやはり古楽器で5人編成の室内楽で
S・クイケン(リーダー)のは、これはイ・ムジチ
と合わせて持っていてもいいなと思う演奏だった。
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