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奥羽三千年のうらみ

中国四千年と言うと、中国五千年だと言い返されたが、“奥羽三千年のうらみ”とは

呑気に関東地方でしか暮らしてない者には及びもしなかったフレーズだ。

東北は、つねに中央から来る招かざる権力に服従を強いられて来た土地である。

蝦夷征伐しかり、

安倍氏の滅亡しかり、

藤原氏の滅亡しかり、

中世を経て戦国末期になると

秀吉が来て強引な検地を実行したし、

幕末の戊辰には「白河以北ひと山百文」と蔑視されて、戦わざるを得ないように

仕向けられた。あげくは朝敵扱いである。

とこれは藤沢周平の述懐だが、こう列挙されると寅さんのセリフじゃないが

おかしみが出てきてしまうが、庄内平野の肥沃さと同時に豪雪のすごさを

併せ持った風土なんだろう。

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